思いやりと愛あふれる
岡山・倉敷の結婚相談所

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2021.10.08

運命の出会い ~国際結婚編~

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「運命の出会いです。本当に嬉しいです」
と、女性が泣き崩れた感激エピソードを、今回はご紹介したいと思います。

イラン人の R さんが私のサロンに電話をしてこられたのは今年の4月のことでした。
彼はイランの名門大学を卒業後、日本にあこがれて来日して、現在は岡山の大学に留学中の 31 才、なかなかのイケメンです。
入会希望のお問合せでした。

当サロンは入会資格として『男性は、定職をお持ちの方』と掲げておりますので、留学生である R さんのご依頼を承ることはできかねると申し上げたのですが、
「ボクは日本が大好きで、日本の女性と結婚したい。どうかボクのワイフになってくれる女性を紹介してください」
と、懇願されてしまい、
「あなたの今の状況を理解してくれるような女性がいたら、こちらから連絡します」
とだけお返事しておいたのでした。

それで、親しい仲人にRさんのことを話してみたところ、「外国人との結婚を希望する女性がいる」と言うので声をかけてもらいました。するとその女性が「会ってみたい」とおっしゃってくださり、お引き合わせすることとなりました。

その方は、彼より7才年上で、大人しく古風な雰囲気の、とてもピュアな女性

そして二人は… お見合いの席で、お互いにひと目惚れ、まさに「ビビビッときた」のでした!

彼は外国人なので愛情表現がとても素直でストレート。
「彼は会うたびに『愛しています』『あなたは可愛い』と言ってくれるので嬉しいし、外国のことなど色々と話してくれて視野が広がる思いです。彼と出会ってから、どんどん明るくポジティブになっていって、自分に自信が持てるようになりました」
と、語る彼女の笑顔は、彼への愛に輝いていました。

そして、デートを重ねて3カ月で、彼がプロポーズ。
二人はお互いの両親の承認もとり、彼がアルバイトで貯めたお金で指輪も用意して、入籍も済ませてしまったのです。「彼の卒業までは私が支えます」と、しばらくは通い婚の生活を送られるそうです。

先日、晴れて夫婦となったお二人にふたたびお会いしたのは、お引き合わせした時と同じラヴィール岡山(結婚式場)でした。
ブライダル写真撮影の衣装選びのあと、最上階のガーデンに佇むチャペルを見せていただいた時に、スタッフの方が気を利かせて鐘を鳴らしてくださいました。お二人を祝福して鳴り響く鐘の音のなか、クリスタルのバージンロードで彼と肩を寄せ合った彼女は、感激のあまり泣き崩れてしまったのです。
信じられないくらい幸せです
思わず私ももらい泣きしてしまいました。

ああ、彼はこの女性を幸せにするために、大陸と海を越えて岡山までやってきたのだなあ
そして、私のサロンを訪ねてきたのだなあ
と、運命の不思議さに感じ入り、仲人という仕事の醍醐味を再認識した次第です。

帰り際、Rさんが私に、
「福岳サンはボクの『日本のお母さん』です」
とおっしゃったので、私も、
「では、母として、末永く見守らせていただきますよ」
と申しあげました。

不慣れな日本語と英語を混じえて一生懸命話しかける彼に、優しくゆっくり受け答えする彼女。
とても微笑ましく睦まじいカップルの誕生です。