思いやりと愛あふれる
岡山・倉敷の結婚相談所

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2022.05.30

愛すべきフライング

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今回は、ある女性会員様のエピソードをご紹介したいと思います。
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1月にお見合いをし、真剣交際に進んで、そろそろゴールインが見えてきていたお二人でしたが、彼女がこんなことを私にメールしてきたのです。
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「聞いてください!昨日のデートの時、彼から『結婚式や披露宴はどうしたいの?』と聞かれました。え?まだプロポーズされていないんだけど?私がOKする前提で話を進めてる?と、なんだかガッカリというか、テンション下がってすごくモヤモヤしています」
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「きちんとプロポーズをしてもらって、自分が『お受けします』と答える。そのステップがまだなのに、当然のように結婚式の話を出してきた彼に引いてしまったというのですね。お気持ちは分かります。
結婚前の乙女心は敏感ですものね。

ただ、これは結婚直前の男性にありがちな行動であるともいえます。
デートを重ねて3カ月、彼はいまプロポーズの準備をしているはずです。
それで気分が盛り上がって、つい先走ったことを口にしてしまったのでしょう。

私から見れば、愛すべきフライングだと思いますよ。
やさしく受けいれてあげるのが大人の女性というものではないでしょうか」

love

そんな内容のアドバイスを、彼女にお送りしてみたのでした。



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すると彼女から、こんな返信がありました。

1「『愛すべきフライング』ですか・・・。彼のことがちょっと可愛く思えてきちゃいました(笑)。そうですね、モヤモヤは封印します!」

そしてその後、ついに彼がプロポーズ

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霧のかかった展望台で、彼が深紅のバラの花をさし出し、「愛しています。ずっと一緒に生きていきましょう」と告げてくれたそうです。

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彼女からのメールには、彼がこんなにロマンチックなプロポーズを用意してくれたことに感激して、思わず泣いてしまいましたと書かれていました。

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実は彼女にとって彼は、3年前に入会して以来、初めて「自分からお見合いの申し込みをした相手」でした。

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コロナ禍で直接会うこともできにくいなか、それぞれ自宅で食事しながらZOOMで会話する「オンラインご飯デート」を重ねるなど、本当によくがんばりました。

 

婚退会の手続きに訪れたお二人は、とても幸せそうでした。

「彼は本当に素敵な人。一緒にいると安心できます」という彼女の笑顔を目にして、「3年間待った結果、ついに運命の人と出会えたのだなあ」と、私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
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末永くお幸せに。

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