2023.10.29
指輪選びの基礎知識(前編)
プロポーズを控えた会員様や、めでたくご成婚された会員様から、指輪についてのご相談をお受けすることがよくあります。
二人の輝かしい約束のあかしであるエンゲージリング、そして、夫婦の絆の象徴であるマリッジリング。
どちらも、これからの結婚人生においてとても大切な指輪ですから、納得できるものを選んでいただけたらと思います。
けれど、いきなりジュエリーショップを訪れても、陳列されている数多くのリングに目がくらんで、どれを選んだらよいか迷ってしまいがち。
ある程度の基礎知識を身に着けたうえで、自分の好みのデザインや予算をしっかりイメージしておけば、スムーズで後悔しない指輪選びができるでしょう。
そこで今回は、婚約指輪や結婚指輪の基礎知識やトレンドについて、2回にわたってご紹介したいと思います。
婚約指輪、結婚指輪ともに、素材はプラチナが圧倒的に多く選ばれています。
白い輝きが結婚のイメージにマッチしているうえ、変色や変質もしにくいのが人気の理由です。
リングの形状は、大きく分けて3種類です。
宝石の配置との組み合わせによって印象も変わります。実物を見てから選ぶとよいでしょう。
婚約指輪の宝石として定番なのはやはりダイヤモンド。地球上に存在する最も硬い鉱物であり、その輝きと合わせて、永遠の愛のあかしにふさわしい宝石といえるでしょう。
ダイヤモンドのサイズは0.3カラット(直径約4.3mm)前後のものが人気だそうです。
ダイヤモンド以外では、女性の誕生石を選ばれる方もいらっしゃいます。
また、宝石の配置の仕方にもいくつかの種類があります。
婚約指輪の予算は、「給料3か月分」などといわれていた時代もありました。
けれど、近ごろは、25万円程度が主流のようです。
次回は、結婚指輪の基礎知識をご紹介しますね。